「働きすぎです。また病気になりますよ」。それは、過酷ながん闘病を乗り越えた笠井信輔さんに、最愛の人が送り続けてきた言葉でした。しかし、仕事への情熱は時にその声を遮ってしまう。がんから6年、無理を重ねた末に襲ったのは、右目が開かなくなるほどの帯状疱疹でした。再び試練に直面した夫と、それを側で見守り続けてきた妻。彼女が今、改めて夫に託す「願い」とは。