「ごめんね、病気になっちゃった」。悪性リンパ腫の発覚時、笠井信輔さんが妻に告げたのは、震える声での謝罪でした。テレビの第一線で走り続け、多忙ゆえに家庭では「不在」がちだった歳月。しかし、7年前の過酷な闘病は、皮肉にも止まっていた家族の時計を動かすことになります。病という試練の傍らで、夫として、父として、彼がようやく取り戻した「居場所」とは。