見過ごせなかった妻への誹謗中傷
── さっき、急にカバンからゴソゴソと指輪を出してつけていらしたのは、そのせいだったんですね(笑)。
ヨネスケさん:寄席の舞台に出るときは外すんですが、これまでずっと結婚指輪なんてしてこなかったから、終わった後につけるのをつい忘れちゃうんです。でも、食事のときに会話ができる相手がいるのは、本当に幸せだなと感じますね。ひとり暮らしのときは、誰ともしゃべらず、テレビを見ながら黙々と食べてだけでしたから。
今は野菜中心で栄養バランスのいいメニューを毎日作ってくれて、健康を気づかってもらっています。僕も料理はしますよ。かぼちゃの豆板醤炒め、鶏もも肉のソテーとか。内弟子時代から料理はしているし、いろんなお宅を回って家庭料理もたくさん食べてきたから、意外とおいしく作れるんです。
── 20歳差の結婚が報じられた際、ネット上で奥さまに対する心ない声や中傷もあったと聞きました。
ヨネスケさん:ネットニュースのコメント欄に「財産目当てがミエミエだよ」なんて書き込みがありました。ショックでしたよ。僕に対する悪口ならいくらでも聞き流せますが、カミさんを傷つける言葉だけは見過ごせませんでした。だから、匿名ですべてのネガティブなコメントに「あなたはあなた、その方はその方」と丁寧に返信してあげました(笑)。
── ヨネスケさんみずから地道な作業を(笑)。奥さまはどう受け止めていましたか。
ヨネスケさん:彼女もショックだったとは思うけど、そこまで動じてなかったですね。芯の強い女性だと感心しました。
そもそも、こういうネガティブなことを言う人は、いつの時代もいるものです。『突撃!隣の晩ごはん』をやっていたときも「そんなことしてないで、ちゃんと落語をやれ」なんて、しょっちゅう言われてましたから。心を病まないためには、ああいうコメントはできるだけ見ない。それがいちばんです。