今の夢は「子ども食堂でのボランティア」
── 介護や終活については、特にどんなことに関心を持っているのですか?
高田さん:私は今30代で、介護や終活、認知症のことってこれまで考えたことはほとんどありませんでした。でも、お仕事を通して、今から少しずつ考え始めたり、家族と話したりすることが大事なんじゃないかなと思うようになりました。
たとえば、終活をする場合、細かい確認事項があるんです。親のことでも自分のことでもいいんですけど、「最期は家で迎えたいのか、介護施設でもいいのか」とか。「施設で暮らすなら、譲れない条件はあるのか」とか。そういう確認は少しずつおいてもいいのかなと。預金も銀行のパスワードがある場所とか、誰に何を託すのかとか、少しずつ家族で話しておくことの大事さに気づくようになりました。
介護や終活について学んでいくと、意外とみんなにとって身近な問題で、いざというときに考えなきゃいけないことが多いんだなって。勉強になることがすごく多いです。いつからでもいいので、そういう準備を少しずつしておくと安心できるし、「自分が希望する施設に入所するにはこのくらいお金が必要だから頑張って仕事しよう」とか、金銭面でも今から計画を立てることもできるのかなと。誰しもが最期を迎えると思うと、30代の今から家族と大事にしたいことの共有はしておいて損はないのかなと思います。

── 将来、挑戦してみたいことはありますか?
高田さん:私、小さいころから夢が2つあって、保育士の仕事か芸能界の仕事に就きたいと思っていたんです。芸能界の仕事は、ありがたいことに叶えられているので、いつか子どもの福祉に携われるといいなと思っています。
いちばんやってみたいのは、子ども食堂のボランティアです。今はまだ出産したばかりで子育てと仕事の両立で精一杯ですが、体力がもう少し持てたら、挑戦してみたい。いろんな境遇の子どもたちにおいしいご飯を食べてもらえたらいいな、楽しそうだなって思います。
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昨年夏に待望の第一子を出産し、現在は家事育児と仕事を両立すべく奮闘中の高田さん。お子さんは最近、ハイハイを始めたそう。高田さん自身は、授乳中に期待していたほどは体重が落ちず、本気のダイエットを決意。近ごろ「生まれて初めて」美容に目覚め、日々頑張っているご褒美で自分にお金をかけてもいいよねと思い始めたそうです。
取材・文:高梨真紀 写真:高田 秋