結局シンプルな「お金の教育」に行き着く
が、息子のまめ(愛称)に至ってはもう小学校高学年。「どうしてパパとママは、課金には厳しいのか」なんて食い下がってくることも。
そんなときは夫。なぜか最近、妙にタイミングよく登場するようになった夫の出番です。





ゲームの是非や、課金に賛成か反対か…そんなことにはいっさい触れず、代わりに「課金を選ぶ前に知っておいてほしいこと」を淡々と説いただけ。「お金を稼ぐ大変さと、それがどれだけ簡単に消えるかを知ったうえで使うならパパは止めないよ」と伝えるに留めました。
そうなんですよね、先に述べた「コンテンツ」の話やら「そもそもゲームって」なんていう話を混ぜるから、ことがややこしくなるのです。
これはシンプルなお金の教育。禁止もせず、正論でねじ伏せもしない。正論って大人同士でも鬱陶しいのに親から子へ向けていいことなんてひとつもない、というのが夫の持論です。
何ごとも勘どころを掴むのは経験あってこそ。説教で理解してくれれば苦労はしませんものね。自分の体験で感覚を掴んだうえで、それでも課金をするのであれば、それはもう彼らの選択。自分でお金を稼ぐようになるその日までは「わが家のルール」としてたまにイベント課金を楽しむにとどめ、おこづかいの範囲内でゆっくりと金銭感覚を養ってもらいましょう。
PROFILE 横峰沙弥香さん
よこみね・さやか。イラストレーター。長崎県出身、1984年生まれ。2015年、第一子誕生を機に、長男「まめ(愛称)」との日常を絵日記にしてインスタグラムに投稿を開始する。2017年に長女「ゆめこ(愛称)」が誕生。著書に『まめ日記』(かんき出版)、『まめ日和』(光文社)、『ちんちんぼうずのだいぼうけん』(KADOKAWA)、電子書籍『へたのよこずき1・2』(主婦と生活社) などがある。