19歳年上の夫とふたりの子どもたちと暮らすイラストレーター・横峰沙弥香さん。最近、小学生の子どもたちの疑問や悩みに答える夫の発言に、数々の名言が散りばめられていることに気づいたそう。つい先日も、ゲームが大好きな横峰さんに対する長男の苦言に、絶妙なタイミングで反応してくれたそうです。

ゲーマー母の持論「課金って子どもには早くない?」

私はゲームが好き。かつては「モンハン廃人」と呼ばれたこともあるほどで、友達は少ないくせにオンラインではけっこう人気者…なんていう時代もありました。

 

横峰さん連載24回_漫画1

そもそもゲームってのは、大人たちが人を楽しませるために試行錯誤を重ね、時間とお金と情熱を注ぎ込んで作られた、れっきとした「エンタテインメント・コンテンツ」だと思っています。だから私は、ゲームそのものに対しては対価を支払うべきという考えです、というのが大前提。買いきりのソフト、拡張パックや追加コンテンツ。場合によってはサブスクもアリかな。子どもが「おこづかいでこれを買いたい」と言うなら、もちろん断る理由はありません。

 

横峰さん連載24回_漫画2
横峰さん連載24回_漫画3

ただし、引っかかるのは、いわゆる「ゲーム内課金」。最近のゲーム、特にタブレット端末で遊ぶたぐいのものは、入口こそ無料というかたちで間口を広くしているものの、プレイする過程で課金をうながす流れがあまりにも顕著で巧妙。ゲームの楽しさに高揚した子どもが課金をせがんでくるのは当然の流れだと思います。

 

でもね、ガチャの確率、努力や時間を飛ばして「結果だけ」を買うような仕組みには、どうも引っかかってしまうんです。もちろん考え方は人それぞれだし、大人が自分のお金で好きにやるぶんにはどうこう言うつもりはありません。ただ、子どもに関して言うと…まだ早いんじゃない?って思う。タブレット端末に紐づいているのは親のクレジットカードなわけですから。

 

自分の懐が痛まない。ボタンひとつで終わる。使った実感が、ほとんど残らない。…小学生でその感覚に慣れてしまったら、それこそいろいろな感覚が麻痺してしまって危険だと思うんです。だからわが家では、たまに自分のおこづかいでイベント的に課金を楽しむことはあっても基本的に「課金は禁止」。ひとまずはそういうスタンスでやっています。