アラ還の同級生コンビで再びステージを沸かす今

── 2023年から高校の同級生で俳優の錦織一清さんとダンス&ボーカルユニット、「Funky Diamond 18」を組んで活動されています。錦織さんは現在60歳で、パパイヤ鈴木さんも今年6月に60歳の誕生日を迎えます。年齢を意識することはありますか。

 

パパイヤ鈴木さん:振付師になって40年になるんですが、今まで錦(錦織さん)の還暦パーティーを成功させようとやってきて、次は自分がお祝いされる側というのがまったく実感ないですね。

 

それに今は年齢が、という時代でもないよね。周りを見ても、僕らが子どものときの60歳とは全然違うなって。カッコいい人がたくさんいるよね。僕らのバックで踊ってもらっているダンサーもずっと若者だと思っていたけど、50代になっていて。世間からしたら、結構いい歳ですよね。それでも僕たちからしたら若いんですけどね。でも錦は本当に若いんですよ。歌ったらさらに若くて、声なんて若いころとずっと変わらないですよ。

 

「Funky Diamond 18」
錦織さんとのダンス&ボーカルユニット「Funky Diamond 18」。ステージに立つパパイヤ鈴木さん

── おふたりで活動するにあたって、練習なども一緒にされているんですか。

 

パパイヤ鈴木さん:僕は練習とかリハーサルが好きじゃなくて、すぐ本番のほうがいいんですけど、錦はずっと練習してるんです。リハーサルは自分のためじゃなくて周りのスタッフさんの準備のためって聞いたことがあって、それもわかるんだけど、どうしても好きになれなくてね。僕が「じゃ、お疲れ!」と言っても錦はまだ踊っているんです。「明日になったら振付、増えてそうだな…」って嫌な予感しながらも先に帰ってます。錦は本当に真面目なので、刺激を受けています。それでも僕は練習しませんけどね(笑)。

 

── イケオジユニットとも言われていますが、ご自身ではどう思われますか。

 

パパイヤ鈴木さん:錦はイケオジだけど、僕はただのオジじゃないのかな?でも最近思うのは、服って大事なんだなって。僕はファッションにうとくて、普段はジャージを着ているし、Tシャツも、とにかく上にあるものから順番に着るって感じなんです。でも、ジャケットやプロフィール写真を撮るとなれば、しっかりした衣装を作ってもらいます。サイズも僕らにぴったり合ったカッコいい衣装を着たら、自分が自分じゃないみたいになれるんだよね。

 

こないだ出かける機会があったときに、上だけジャケットを羽織って行ったら、いろんな人からすごく褒められた。だからこの歳になると、ちゃんとした格好をするって大事なんだなって思いますね。何より気持ちが変わりますよね。周りにそうしてもらえる環境があるというのはありがたいです。還暦の記念でぜひ『LEON』にも出たいですね(笑)。

 

取材・文:内橋明日香 撮影:矢島泰輔