小5の転校初日、ボケてクラス中を笑わせ
── きむらさんは人見知り…ではないですよね?
きむらバンドさん:僕は、小さなころから人見知らずというか(笑)。性格は明るくて、みんなと遊ぶのも大好き。知らない人ばかりがいる場所に行っても苦に思わないし、楽しめますね。それはもしかしたら、子どものころ育った環境のせいかもしれません。
僕が生まれ育った田舎は、子どもが少なかったぶん、全員が知り合いみたいな感じだったんです。だから、「これ持って行け」とか、いつも誰かに声をかけてもらえるんですよ。家に帰ったら、全然知らないじいちゃんが平気で家にいたりして。そんな環境に慣れていたので、年代関係なく、子どもともめちゃくちゃ仲よくなれますね。
小学5年生のころ、その田舎町から松山市内の学校に転校したんです。松山の学校は、僕が育った鬼北町よりも規模がすごく大きくて。鬼北町では10人くらいだった同級生が、一気に100人以上に増えました。だから最初は、「やっていけるかな」って緊張してたんですけど、思いきって転校初日にボケてみたんですね。そうしたらウケたんです。
── すでにお笑い芸人の片鱗が(笑)。ちなみに、どんなボケだったんですか?
きむらバンドさん:会ったこともない後ろの席の子に「久しぶり」って声をかけたんです。みんなから「知り合いなん?」って聞かれて、「知らんねん」って言ったらバーンてウケました。ウケてよかったです(笑)。
そんなことがあって以来、僕にとっては、人に笑ってもらうことが普通の生活になっていました。吉本新喜劇、明石家さんまさん、クレヨンしんちゃん…とにかくおもしろい人やものが好きでしたね。
── 子どものころからすでに芸人の世界へ足を踏み出していたのですね。きっと人気者だったんでしょうね。きむらさんは人にやさしそうな雰囲気もありますし。
きむらバンドさん:僕、めっちゃやさしいです(笑)。人に対してあんまり怒ることがないんですよね。どんなことも、「ま、いっか」ってなるっていうか。ただ、そんな性格なので、お金にもルーズになってしまうこともあって…。人にお金を貸りて返すのを忘れていても「ま、いっか」ってなっちゃったり。何も考えずにお金を使うんで、財布に5万円入っていたら1日で全部使っちゃったり。うれしくなって人にあげちゃったりもしちゃうので。
── それはちょっぴり心配…。赤木さんは、お金の面はいかがですか?
赤木さん:ちゃんとしてるほうだと思います。ギャンブルはしませんし、何年か前までは、積み立てNISAで毎月5000円ずつ積み立ててたんですよ。でも、給料ギリギリの生活が続いて、お金が厳しくなったから1回やめちゃって。まあ、800円くらいは増えていましたね。お金に余裕が出てきたらまたやろうかな。そのときは、きむらさんと一緒に(笑)。