昨年9月に45歳を迎えた酒井若菜さんは「見た目が変わっていくのは誇り」と話します。30代のころには「SNSの言葉に傷つくこともあった」という酒井さんが、40代から健やかで充実した自分でいるためのヒントを、自身の経験を交えながら穏やかな言葉で語ってくれました。
年齢を重ねることはネガティブじゃない
── 俳優の仕事は「自分がどう見られるか」に敏感だと思いますが、45歳の今、見た目や体の変化に戸惑ったり、落ち込んだりすることはありますか?
酒井さん:見た目が変わっていくことには、誇りしかありません。私は年齢をネガティブにとらえていないので。ですから、過度なアンチエイジングは避けて、それなりの年齢を重ねたからこそ成せる「美」を大切にしたいと思っています。

── そうなんですね。日常の美容で、スキンケアやメイクはどんなことに気をつけていますか。
酒井さん:スキンケアは、とにかく保湿を大事にしています。「年齢を重ねたからこその美」と言いましたが、大人の美しさの土台になるのは「清潔感」だと思っています。そして清潔感を保つために欠かせないのは、潤い。だから「保湿第一主義」になりました。
メイクは、若いころに比べるとだいぶナチュラルになったと思います。私は年齢を隠すことよりも、今の年齢を出していくことを大切にしているかもしれません。
── では、20代~30代のころと比べて、40代だからこそ欠かせないルーティンはありますか?
酒井さん:シートマスクを朝晩欠かさないこと、でしょうか。肌質にもよると思いますが、私の場合は1日2回マスクをしたほうが、肌の調子がいいんです。だからどんなに時間がない日でも、これだけはやるようにしています。