グラビア写真集で43歳とは思えないスタイルを披露し、話題となっているラジオ沖縄の竹中知華アナ。きらびやかな現在の姿からは想像できませんが、学生時代はかなり引っ込み思案な性格で、目立たないように生きていたといいます。

自分に自信がなくいつも猫背だった学生時代

── アナウンサーとして長年活躍する竹中さんですが、意外にも理系の大学を卒業されたそうですね。学生のころから勉強は得意でしたか?

 

竹中さん:勉強はそれほど得意だったわけじゃないんです。特に歴史や地理といった暗記科目が苦手で。数学みたいに明確な答えが出る科目のほうが得意だったんですよね。だから、苦手分野を克服するよりは、得意な理系を選ぼうと考えました。

 

竹中知華
中学時代の竹中さん

── 理系からアナウンサーを目指す人はなかなかめずらしいと思うのですが、最初からアナウンサー志望だったのですか。

 

竹中さん:大学に入学した時点では、将来は何になりたいといった目標は特になかったんです。学生時代のころは、自分に自信が持てず、引っ込み思案な性格でした。小学生のころは目立つのが好きだったんですけど、思春期のころから自分の容姿に対してコンプレックスを感じるようになって。ニキビだったり、胸が大きいのをなんとなく気にして、いつも猫背で目立たないように過ごしていました。

 

── そこからどのようにして、アナウンサーを目指すことに?

 

竹中さん:大学生のときに、イベントコンパニオンのアルバイトをする機会がたまたまあったんです。私はティッシュ配りだったのですが、同じイベントで司会をしていた女性が、とてもキラキラしていてカッコよくて。帰り道が一緒になって「憧れます」って伝えたら、その人が「あなたはもっと自分に自信をもって。胸を張って、笑顔を作れば変われるよ」って声をかけてくださったんです。その言葉がうれしくて、アナウンス教室に通ってトーク技術を身につければ、自信がついて変われるかもしれないと思いました。それで、地元のアナウンス教室に通い始めたんです。

 

── 輝いている人との出会いで、竹中さん自身も徐々に変わっていったのですね。

 

竹中さん:その司会の女性が「あなたはもっと姿勢を正して、自信をもって」と指摘してくださったのは、私の自信のなさを見抜いていたんだと思います。その出会いをきっかけに、「自信をもって生きるってカッコいい、私もそうなりたい」と考え方が変わった気がします。