テレビ番組の企画を通じて51歳で婚活をはじめた、俳優のしゅはまはるみさん。現在は本格的に結婚相談所に登録して活動しているそうですが、その気になった理由はカリスマ婚活アドバイザーからの「かわいそう」という言葉だったそうです。
カリスマ婚活アドバイザーの言葉で婚活を決意
── 結婚・離婚を経験されたしゅはまさんですが、51歳でもう一度婚活を始めたそうですね。もう一度幸せになりたいと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
しゅはまさん: ABEMAのバラエティ番組(『ダマってられない女たちseason2』)で婚活アドバイザーの植草美幸先生にいろいろと話を聞いてもらっているうちに「あなたは今まで幸せじゃなかったのね、かわいそう」と言われたのが大きかったです。

私は、晩年を一緒に過ごせるパートナーがほしいと思っていたんですが「あなたは愛や恋じゃなく共同生活者みたいなパートナーを求めているけど、それはとてもかわいそう。あなたが心から『この人のために何かしてあげたい』と思える相手に出会えたら、きっと幸せになれるわ」と言ってくださって。その言葉で、「私もそういう出会いを求めてもいいのかしら」って、その気になっちゃったんです。
前の夫に対しても、彼の夢のために私が力になってあげたい、と思っていた時期があったんです。ただ、私がいろいろやってあげても「結局あの話、どうなったの?」みたいな肩透かしにあうことが何度も続いて、最終的に嫌気がさしてしまって…。ただ、「誰かのために何かしてあげたい」と思えるような相手とまた出会えたら、そういう日々も楽しめるかもしれない、と思いました。
── 番組内では「家事が苦手なので、自分で自分のことをできる人がいい」とおっしゃっていました。ただ、番組内で公開されたしゅはまさんのお部屋がとてもきれいだったので「お掃除、お得意なのでは?」と思ったり…。
しゅはまさん:あれは、毎日家族全員分の家事をしている方に比べたら得意ではない、という意味で言ったんです。家事はしたくない、というつもりはまったくなくて。結婚相談所で妻を探す男性って、なんとなく専業主婦並に家事ができる人を求めているイメージがあったので、それを求められると私としてはつらいな…と。なので、「自分のことが自分でできる方」とお伝えしました。
── 布石を打ったんですね。
しゅはまさん:そうですね。私の言葉がたりなかったせいか、番組を見た方には「家事をしたくない人」と思われてしまったのかもしれませんね。でも、相手に私の世話をしてほしいなんて1ミリも思っていないんですよ(苦笑)。
── 以前は「別居婚が理想」と語っていましたが、婚活を通じて結婚観に変化はありましたか?
しゅはまさん:そこはあまり変化がないかもしれません。私はどうしても、生活時間が一般の会社員とは違いますし、役によっては奇声を発するような練習もすることもある(笑)。そういうのを、お相手のことを気づかいながらやるのはお互いにストレスなんじゃないかな、というのは今でもありますね。
婚活は番組を通じて始めましたが、おかげですごく結婚に前向きになれて、今は本当に結婚相談所に登録して活動してるんです。番組をきっかけに、こんなに気持ちが変わることもあるんですね。