モデルや司会者、タレントとして幅広く活躍しているJOYさん。明るく活動的な姿が印象的ですが、ギャルモデルとしてテレビに引っ張りだこだった25歳のときに、結核と診断されました。近年ではあまり聞き慣れない病名ですが、いったいなぜ──。(全2回中の1回)
「なんだか咳が出るな」から始まった

── JOYさんは25歳のときに結核と診断されたと聞きました。どのようなきっかけで結核に気づいたのでしょうか。
JOYさん:最初は「最近、なんだか咳が出るな」から始まりました。そのまま咳がだんだん止まらなくなって、息を吸うだけで咳が出るようになったんです。咳が止まらなくて日常生活も苦しくなったので何度も病院に行ったのですが、「ただの風邪です」としか言われない。薬を飲んでも治らない苦しい状態が続きました。
── 最初は風邪だと思っていたんですね。
JOYさん:そうです。半年間その症状が続きました。でも、ある日、仕事を終えた後に激しい悪寒に襲われたんです。発熱して、同時に寒気と震え、嘔吐に襲われました。「このままだと死ぬ」と直観で思い、夜間やっている救急病院に行きました。そこで初めて、痰の検査とレントゲンを撮って結核と診断されたんです。
診断されたときには症状がかなり進行していて、病院の先生から末期に近い症状だと言われました。「大げさな表現ではなくて、あと少し発見が遅かったら死につながっていたよ」と。レントゲンでは、肺全体に白い影が広がっている状態でしたね。
── 原因がわかってよかったです。
JOYさん:ただ、当時は結核ですと言われても「結核って何?」という感じでピンときませんでした。イメージできないというか、昔の人がかかる病気という印象が強かったんです。この時代に結核があるの?という感じでした。でも、結核は空気感染すると説明を受けて、誰でも感染するリスクがある病気だということを知りました。通常は感染しても免疫力で抑え込めるみたいなんですが、免疫力が落ちていると発症してしまうそうです。