ベビーマッサージ講師として活動する蛯原英里さんは、双子の姉・友里さんと一緒に子育てをしているそうです。「いとこというよりきょうだい」と話す仲よし子育てエピソードを伺いました。
わが子は「みんなに育ててもらって」
── 看護師としてNICUに勤務した経験を活かして、ベビーマッサージ講師として全国でイベントを開催しています。ご自身もふたりのお子さんがいらっしゃいますが、産後はどのくらいで復帰しましたか。
蛯原さん:子どもを産んだあと3か月はゆっくりして、半年ごろには仕事を再開しました。地方の仕事があれば赤ちゃん連れで、新幹線や飛行機に乗って行って。子育ての悩みを相談されることが多く、自分の育児がそのまま活きる仕事でもあったのでありがたかったです。

── 仕事で家を空けることもあると思いますが、育児をサポートしてくださる人はいますか。
蛯原さん:夫と両親と姉家族と、友達家族と、ご近所さんと。たくさんの方に関わってもらってわが子をみんなで育てているという感じです。週末に私も夫も早い時間の仕事があるときには、友達家族に子どもを見てもらうこともあります。宮崎から親が来てくれているときは親に頼んだり、姉の友里の家族にお願いしたりするときもあります。いい意味で昭和の子育てといいますか、子育ての悩みを聞いてもらったり、共有したりできる環境が身近にあるのが本当にありがたいです。
── 理想ですね!隣の家や部屋に住んでいる人を知らないという話もよく聞くのですが、どうやって周りの方との関係性を築いてきたんですか。
蛯原さん:わが家は積極的に自分たちから話すようにしてきました。相手との壁を作らないようにしていて、気軽に話せるようにコミュニケーションをとってきました。子どもだけでなく家族ぐるみで仲がいいので、うちにはいろんな子が泊まりに来ますし、うちの子もよくお泊まりに行っています。