2024年に川﨑麻世さんと結婚した、料理研究家の川﨑花音さん。最初は麻世さんに対してあまりいい印象を持っていなかった花音さんですが、ある出来事がきっかけで印象がガラッと変わります。
テレビの「川﨑麻世」にいい印象はなかった

── 川﨑花音さんは川﨑麻世さんと2024年にご結婚されました。出会いのきっかけを教えてください。
川﨑さん:知り合い繋がりですね。私は母と一緒に飲食店を経営しているのですが、そこに来るお客さまが夫の知り合いでした。もう10年ほど前のことです。あるとき、夫の出演している舞台が近くでやっているので一緒に見に行かないかとその方からお誘いいただいて。実をいうと私はこのとき、夫のことはあまり知りませんでした。
ただ、舞台の主演だったGACKTさんと夫が、東日本大震災のボランティア活動に参加していたことは知っていて。私の母が宮城出身だったので、ボランティアをしてくれたことへのお礼を伝えたいと思ったのと、GACKTさんのファンだったので舞台を見に行くことにしたんです。
── そこで初めて麻世さんにお会いされたんですね。
川﨑さん:共通の知り合いを通じて夫の楽屋に挨拶に行くことができ、ボランティアのお礼を伝えました。それからも知り合いのお誘いで何回か舞台を見に行くようになり、その流れで、舞台後の食事会に参加したりするようになりましたが、当時はワイドショーに出ている夫の印象が強く、あまりいいイメージはなかったですね。食事会で同じ場にいてもある程度の距離を置いていました。
そんななか、ちょっとした事件があって。いつものようにみんなで食事会をしていたとき、たまたま店の前を通った高齢の方が転んでしまったんです。食事会に参加している友人も店の方も「大丈夫かな」と見ているだけだったのですが、夫は席をすぐに立ってその方を助けに行ったんです。そういう行動ってなかなかとっさにできることでないと思うんです。その姿を見て、「もしかしたらこの人はすごく誠実で優しい人なのかもしれない」と思いました。