「娘はパパにそっくり」と言われ幸せそう

── 娘さんが生まれたときのことを教えてください。
武藤さん:彼は出産に立ち会いたいと希望していて、私も絶対に見てほしかったので、病院に相談して、彼が車いすで入れるLDR室(陣痛から分娩、産後までを過ごせる部屋)を用意してもらいました。当日は、テレビの取材が入りました。
陣痛が来て、入院してから産まれるまで19時間かかったのですが、彼は病院の別室でずっと待っていてくれました。無痛分娩だったので痛みはなくて、産声を聞いたときはただただ感動しました。彼は抱っこはできないけれど、赤ちゃんと頬を寄せ合ってすりすりして、幸せそうでした。娘はパパそっくりで、会う人会う人みんなにそう言われるので、パパはニコニコです。
── 娘さんは今おいくつですか。子育てはいかがですか。
武藤さん:2歳になりました。赤ちゃんのころは、おっぱいもよく飲んで夜泣きもなかったので、毎日が楽しくて、ただ幸せいっぱいでした。歩き回るようになった今のほうが大変ですね。
パパとのふれあいは成長とともに増えていますね。最近は、パパのベッドに行ってじゃれあったり、一緒に動画を見たりしています。パパには人間的に教わることが多いと思うので、そこは期待しています。こんなパパは、なかなかいないと思うので。言葉がわかるようになったら、パパにたくさん話をしてほしいと思っています。