芸人のゆーびーむ☆さんは逆プロポーズ後に彼の借金などが発覚。それでも結婚に踏み出しましたが、生活は苦しく、月末はパチンコで勝負するスリリングな生活を送っていました。そこから、パチンコの回数を徐々に減らせたのは、夫婦の共通するある思いが── 。
給料日前は残高が数百円に
── お笑い芸人ゆーびーむ☆さんと、11歳年上の夫、だーりんず・松本りんすさん。「逆プロポーズ直後に夫の借金発覚」という激震を経ての結婚でしたが、入籍後の生活もなかなかハードだったそうですね。
ゆーびーむ☆さん:そうでしたね。むしろ結婚してからが、本当のサバイバルでした(笑)。借金が発覚したとき、夫の口座の残高がたったの60円でしたが、入籍後も状況はほとんど変わらなくて。給料日前は、残高がいつも数百円しかない、そんな日々の繰り返しでしたね。

── まさにゼロからのスタートだったわけですね。でも、生活は待ってはくれません。日々のやりくりは、どんな工夫をしていたのでしょうか。
ゆーびーむ☆さん:節約は極限までやっていました。洋服はほつれても縫って使うしパーカーに穴があいたら別の生地を縫いつけて着続け、コントで使うかつらも、買い替える余裕がないので、破れたら自分で縫って直すんです。おかげで、裁縫の腕ばかりがどんどん上がっていきました(笑)。食材や日用品など、芸人仲間やファンの人たちからの差し入れにも本当に助けられました。