28歳で未婚の母になり、自分に自信を持てずにいたいとみき(@itomiki_live)さん。理想の生き方を叶えるために垢抜ける努力を続け、その様子を発信し続けています。母親が外見を磨くことに批判を受けながらも7年間垢抜けを続けた理由には、お子さんへの思いがありました。

自分の理想と向き合い続けて

いとみき
産後4か月のころのいとみきさんと息子さん

── もともと自分に自信がなく、自分のことを「芋女」だと思っていたいとみきさん。28歳のときに妊娠し、未婚の母として出産、自信が持てないまま育児をしている自分を変えたくて垢抜けを決意しました。アパレルで働いたりプロのスタイリストの講座に参加してファッションを学んだりと、さまざまな方法を試されたそうですが、垢抜けのなかでいちばん効果があったと思うものは何でしたか?

 

いとみきさん:小顔矯正、眉サロンなども試しましたが、ヘアスタイルを変えるのがいちばん効果が大きかったです。髪型って顔を囲む額縁だと思うんです。同じ絵画でもシンプルな額縁に飾ってあるのと、豪華な額縁に飾ってあるのでは見え方がまったく違う。そんなイメージで、なりたい雰囲気があるならばまず最初に髪型を変えるのがいちばん手っ取り早いんですよね。私も、まずなりたいテイストを決め、そこに合わせて髪型を変えて、最後に服とメイクを変えるという順番で変えていました。

 

垢抜けしていくなかで金髪やショートカット、エクステなど、いろいろ試しましたが、大事なのは上手な美容院に行くことだと思います。私はおしゃれな友達にどこの美容院に行っているか、どうやって探してるのかを聞いたり、インスタでいいなと思う美容院に行ってみたりしました。カラーが上手なところ、エクステが上手なところと美容院によって得意分野もあるので、希望のメニューによって探すといいと思います。

 

── 垢抜けていく途中で、挫折したことはありしたか?

 

いとみきさん:今思い返すと、垢抜け中は「理想に近づけない」「なんでできないんだろう」と、ずっともがいていたような気がします。それでも「ここでやめたら納得のいかない自分で生きていくことになるから嫌だ」「母親があきらめない姿を子どもにも見せたい」と逃げずに向き合い続けました。7年経った今は自信がついて自然体でいられるようになり、垢抜けもひと段落ついたかなと思っています。