19歳年上の夫とふたりの子どもたちと暮らすイラストレーター・横峰沙弥香さん。最近、小学生の子どもたちの疑問や悩みに答える夫の発言に、数々の名言が散りばめられていることに気づいたそう。夫と息子が、休前日の深夜にふたりで映画を観ることに密かにハマるいっぽう、実はその時間さえもが「社会教育の時間」になっていることを知って驚いたといいます。

休前日に訪れる父子の「背徳の時間」

最近、休みの前の日になると父子で映画を観るのがスタンダードになっており、早々と寝てしまう私に内緒でおやつやカップラーメンを食べるなどの背徳を楽しんでいるらしい。

 

言いたいことがないわけではないけれど、こういった時間が息子にとってどれだけ大切で救いになっているかはよくわかるので、なるだけうるさいことは言わないようにしています(歯磨きだけはしなさいよ!)。

 

たまにトイレに降りてきたときなんかに見かける、映画を観ながら語り合うふたりのやりとりはもう、いっぱしの内容で。テーマに沿って適切な返しをする息子の姿に成長を感じます。

 

そしてそんな時間は夫の得意とする「ちょこちょこ教育」のチャンス。同じ映画を観ながら語り合う深夜のふたり時間、そこに背徳のおやつまでスタンバイしているのですから、これほど「伝えたいことが入っていきやすい時間」ってない、のだそうです。