2009年7月にサンドウィッチマンの伊達みきおさんと結婚したフリーアナウンサーの熊谷麻衣子さん。2012年に生まれた長女は現在、中学2年生です。子育てに関しては「2人ともに楽観的」とはいうものの、受験や日々の勉強に対する向き合い方は夫婦で意見が違うそうで── 。(全4回中の2回)
交際がはじまって、真っ先に報告をしたのは

── 夫のサンドウィッチマン・伊達みきおさんとは、約1年の交際を経て、2009年7月に結婚されました。熊谷さんは当時からフリーアナウンサーとして活躍されていましたが、結婚についてはどう考えていましたか?
熊谷さん:子どもが欲しかったですし、結婚して家族を持ちたいと思っていました。いつごろ結婚しようと決めていなかったんですけど、夫との交際が世間に知れ渡ってしまったんです。夫はつき合った当初から結婚したいと思っていたようで、全然バレてもいいし、なんならもっと早くバレて欲しいとさえ思っていたらしいですが、母にも交際の情報が伝わると、「早くケジメをつけなさい」と言われまして。私と夫は共に宮城県仙台市の出身ですが、すぐに仙台の両家に挨拶に行って、そのまま結婚が決まりました。
夫と知り合ったのは、私が当時リポーターをしていた『とくダネ!』の取材がきっかけです。『とくダネ!』でお世話になっている総合司会の小倉智昭さんには、外の情報で私たちの結婚を耳にするのではなく、自分の言葉で直接、伝えたいと思いました。そこで「実は伊達さんと交際しています」と伝えました。すると、翌日の番組のオープニングトークで、小倉さんが私たちの交際についてお話ししてくださいました。
後日、夫婦で食事にも誘っていただき、小倉さんが経営している焼肉屋さんに連れて行っていただきました。小倉さんには公私ともに本当にお世話になりました。番組スタッフのみなさんも祝福してくださってうれしかったですね。
──『とくダネ!』が縁で結婚に至って。その後、2012年には娘さんが生まれて3人家族になりました。41歳と高齢出産でしたが、妊娠・出産はスムーズにいきましたか?
熊谷さん:妊娠中はおおむね順調でしたが、難産というか、出産予定日を2週間近く過ぎても生まれてこなかったんです。予定日が大幅に遅れると管理入院といって、妊娠中のトラブルを防ぎ、万一に備えるために、入院することになります。入院して10日くらい様子を見ていましたがなかなか出てこず、促進剤も打ちましたが、ここでも生まれてきませんでした。
その間、夫は仕事の都合で病院に来ることができませんでしたが、母と妹が地元・宮城から来ていたので、2人から私の様子を夫に連絡してくれていました。病院の判断で、炎症反応も出ており、このまま促進剤を打つことはリスクがあると判断した結果、最終的に帝王切開をすることになりました。
娘を産んだときは、「やっと出会えた…」とホッとしながら、母になった喜びをジワジワと感じました。
── 旦那さんは仕事のため立ち会えなかったそうですが、熊谷さんの妹さんが立ち会ったそうですね。旦那さんは出産した日の夜に病院に来て、娘と初対面したときはどんな様子でしたか?
熊谷さん:もう、娘にデレデレでしたね。まぁ、今でも娘にデレデレしてますけど。あと、娘に対して下からいくというか。娘が小学生のころは、「今日はパパと寝る」と娘が言うと、「え?パパと一緒に寝てくれるの…?」と低姿勢な感じでしたし(笑)。娘は父親から絶対的に愛されている自信があると思います。