毎日劇場で出番があるのが理想だけど

── オフの日はどんなふうに過ごしているんですか?

三瓶
芸人のなかでも特に仲がいいとにかく明るい安村さんと

三瓶さん:オフの日でも1回ぐらいは外に出て、近場をぷらぷらする感じかな。アグレッシブにどこかへ行ったりするのは好きじゃないけど、ずっと家にいたいわけでもないんですよ。都心でデパートや家電量販店を回ったりするだけで十分、楽しめますね。

 

あと、ドラマはけっこう観ます。韓国ドラマにハマってますね。日本のドラマもおもしろいとは思うんですけど、役者さんのプライベートが垣間見えちゃうと、話が入ってこない(笑)。その点、韓国ドラマは韓国の俳優さんのプライベートを知らないので、純粋に「ドラマの世界の人」として観られるのがいいですね。

 

── オンもオフも気負わず自然体なのが素敵だと思います(笑)。今後、お仕事で頑張りたいことはありますか?

 

三瓶さん:理想を言えば、劇場の出番が毎日あるといいんですけど。でも、現実的にそれは難しい。かといって、テレビはちょっと緊張しちゃうので…。そう、最近気づいたんですけど、僕はあんまり人前が得意じゃないかもしれなくて。舞台は何人かいるんで、人前でも大丈夫なんですけど。俺、何がやりたいんだろうなぁ。何がいいと思います?

 

── またテレビでも三瓶さんをお見かけしたいです!

 

三瓶さん:それは当分ないかなぁ(笑)。でも、言われたことは忠実にやれるタイプなので、オファーがあれば頑張りますよ。コメディ要素があるお芝居は好きだから、挑戦してみたいです。結局のところ、新喜劇みたいなのが好きなんですよね。だから、今も舞台でやりたいことをやれているのは幸せなことだと思います。
 

取材・文/松崎愛香 写真提供/三瓶