子ども服の150サイズが自分にぴったり

── 納得の回答です…!ちなみに、ご自身はいつもどんなお店でお洋服を買っているんですか?

 

はる。さん:今日着ているトップスは子ども服です。私、子ども服、大好きなんですよ。身長が152センチで、肩幅も狭いので、子ども服の150サイズがぴったりなんです。子ども服って、色が鮮やかで、デザインも自由なものが多くて見ていて楽しいんですよね。ZARAやGU、ユニクロ、H&Mの子ども服をけっこうよく着ています。 

 

── 子ども服!年齢を重ねたら、シニア服売り場で売っているような落ち着いた服を着なけらばならない、と思い込んでいたのかもしれません。

 

はる。さん:そういう人は多いのかも。私はシニア服売り場には行ったことはないですけど、ただそこに「おもしろいな」って思う服があれば、たぶん買うと思います(笑)。

 

── 50〜60代の同世代の方への着こなしに対してアドバイスはありますか?

 

はる。さん:50〜60代をターゲットにしていないブランドも試してみてほしいです。私は「SPINNS」とか「WEGO」といった10代~20代向けのお店でも買い物するんですが、かわいい服がたくさんあります。年齢を重ねるとついつい同じブランドを選んでしまいがちですが、初めてのブランドで服を買うと新しい自分に出会えて楽しいです。私は娘の服も着てみたりしています。50代、60代の方たちにはもっと冒険してみてほしい。ファッションは自由で楽しいと、おもしろがってもらいたいですね!

 

 

62歳のファッショニスタとしてInstagramで話題のはる。さん。25歳の次女のおさがりを着まわしたり、30代の友人とお出かけしたり…。「50代からがいちばん楽しい」と、自由に人生を謳歌する彼女にその秘訣を聞くと、「自分に呪いをかけないこと」だと話してくれました。

 

取材・文/市岡ひかり 写真提供/はる。