「結婚ってそういうものなのかな」って

宮本里歩
赤ちゃんと

── 子育てでは旦那さんは協力的ですか?

 

宮本さん:そうですね。私がインドアで夫はアウトドアなため、子どもを積極的に外に遊びに連れてってくれるのは助かっています。娘はとにかく元気でおてんばで、私ひとりだと追いかけるのが大変で…。もうすぐ3歳でだいぶコミュニケーションが取れるようになってきたので、夫はかわいくてうれしそうにしています。

 

── 夫婦円満の秘訣はありますか?

 

宮本さん:お互い寝ると忘れてしまうタイプなので、日をまたいでまで険悪だったことはこれまでないですね。嫌なところがあったとしても、これまで30年、40年その状態で生きてきたのを変えるのってお互い難しいと思うんです。嫌なことがあってもムリに許そうと思わず、「一生許さないけど、別にいいや」って思うようにしています。結婚ってそういうものなのかなと(笑)。

 

円満の秘訣とは違いますが、夫が私の家族のことを大切にしてくれるところはすごく好きですね。うちの母のことはなぜか最初に挨拶を行ったときから、下の名前を呼び捨てで呼んでいて。母もそれを受け入れていて。夫は家族が家に泊まりにくるのを歓迎してくれます。私は実家が大好きで家族に頻繁に会いたいタイプなので、それはよかったと思っています。

 

── 今後、家族でしたいことはありますか?

 

宮本さん:夫が医師と芸人の両方の仕事をしているため多忙で、これまで1泊を超えるような旅行に行ったことがないんです。なので、いつか少し長めの旅行に家族で行けたらと。あとは娘にいつかテレビ番組『はじめてのおつかい』に出てほしい。子どものデビューを親がしっかり見ることができる機会は少ないので、番組を通して見ることができたらうれしいですね。

 

宮本里歩
娘と横浜ワールドポーターズへ


取材・文/酒井明子 写真提供/宮本里歩