「この辺のバランスが難しいですね」
── その後、お子さんも生まれて、現在は9歳と7歳になられたそうですね。子育てはいかがですか?
ゴー☆ジャスさん:もう、子どもはとにかくかわいいし、おもしろいですよね。自分の子どもやほかの子どもを見ていると、それぞれ個性があって性格がまったく違うのが興味深いです。僕と妻はわりとおっとりしているからか、娘たちもかなりおっとり。遺伝というか血を引き継いでいる様子をみて、すごく尊いなと思います。あとは、娘たちがいろんなことを吸収して、どんどん大きくなっていく姿にいちいち感動しています。娘たちは今、バレエを習っているのですが、楽しそうに踊ったり、表現をしている姿を見ていると、成長を感じて頼もしいです。

── 育児や家事で大変なことはありますか?
ゴー☆ジャスさん:それがないんですよね。子育てに関しては、そろそろ中学受験をどうするかとか考えることはありますが、家事に関しては楽しくやらせてもらっています。僕は仕事柄、帰宅が遅いこともあるので、自宅にいるときはできることは全部僕がやるというスタンスです。娘たちの習い事の送迎とか、掃除、洗濯、ゴミ出しは僕が担当しています。もともと家事が嫌いじゃなくて、けっこう楽しみながらやるタイプなので、困ることはないですね。
── ちゃんとされていますね。
ゴー☆ジャスさん:僕としては父親なので家のことや育児をやるのは当たり前だと思っていて、だから家事や育児をやって「すごい!」って言われるのも、違和感が少しあるんですよね。当たり前のことだから、自分からやってますよ!とアピールすることもないんです。でも、あまりにもアピールしないと、家のこと全然やってない的な感じで世間に見られるのも嫌だし。僕、普通にやってるんですよ(笑)。この辺のバランスが難しいですね。
── 娘さんたちはゴー☆ジャスさんのお仕事を知っているのでしょうか?
ゴー☆ジャスさん:僕が娘たちに直接、言ったことはないんですけど、どうやら気づいているみたいですね。衣装を洗って家に干しているのを見て「これはなに?」って。だんだん理解してきたようです。もしかしたら妻が言っているのかもしれませんね。
── かわいらしいエピソードですね。
ゴー☆ジャスさん:娘たちもどんどん大きくなって、そろそろ「パパは嫌だ」とか言う年頃になるのかな、とか考えますね。あと、先日バレンタインがあったじゃないですか。娘たちもそのうち誰かにバレンタインをあげるのかな、とか考えてせつない気持ちになりました。娘を持つ父親の気持ちってこういうものなんだろうなと思ったりします。
