あることがキッカケで知能テストを受けた結果、娘のIQが全人口の上位2%以上だとわかったという芸人・チャンカワイさん。子育てにおいて心がけていることがあるそうで ── 。（全4回中の1回）
突然、娘が「全人口の上位2％のIQ」を持つとわかり
── チャンさんには2人のお子さんがいらっしゃいます。上のお子さんはIQが139と非常に高いと伺いました。
チャンさん：そうなんです。ある番組で「ギフテッド」と呼ばれる、先天的に高い知能を持つ方たちと共演する機会があったんです。そのときに現在8歳の娘のIQのことを話したら、話題になり、それ以降さまざまなメディアでIQについて聞かれるようになりました。
長女のIQがわかったのは幼稚園のときです。新型コロナウイルスがピークのころで、僕は仕事でロケに参加するために、3日に一度はPCR検査を受けていました。陽性になると仕事に行けなくなってしまい収入も減ってしまう…。そのため、当時は家族にも外出を控えてもらいました。その後、コロナが少し落ち着いてきたので長女を再び幼稚園に通わせることにしたのですが、しばらく行っていなかったので、仲のよかったお友だちとうまくなじめなかったよう。それで区の施設に相談に行ったら、行動観察と知能テストを受けさせてみないかと言われたんです。
── そのときにIQが高いとわかったんですね。
チャンさん：行動観察の結果は一般的なものでしたが、知能テストでIQが高いことがわかり「MENSA（メンサ）会員になれるかもしれない」と言われました。IQ130を超えると全人口の上位2％のIQを持つ人が入れる国際グループのメンサの会員になれるそうで、登録をしました。メンバー同士の知的交流の場などあるそうですが、現状はまだ会員の人に会ったり、交流の場に参加したことはありません。
── 普段からIQの高さを感じることはあったのでしょうか？
チャンさん：パズルが好きで、3歳で300ピースのパズルを作っていました。しかも、パズルを外枠からではなく真ん中から作るんですよね。「真ん中から作るのは難しくない？」と聞くと、「見本の絵と同じピースを見つけるだけ」と。普通はなかなか真ん中からは難しくて作れませんよね。
よく考えると、小学校受験をしたときも図形問題を短時間で解いていたり、広い駐車場では車を停めた位置を僕よりも覚えていることが多いんです。IQが高いと言っても得意なことは人によって異なるようで、娘はどうやら空間認識能力が人よりも優れているようです。
