何をやっても人並み以下…そんな人生を歩んできた桜葉はるな(25)と、若干33歳で2つの部を率いるリーダー・右京伊織。同じ会社で正反対のポジションを歩くふたりの人生が交錯した、ある夜の出来事です。

 

予想外の停電で、苦手な完璧上司・右京とフロアにたったふたりになってしまったはるな。相変わらず冷静な右京と違い、部下のはるなは心中おだやかではないようで──。

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第3話 「部長ってもしかして」冷徹な男性の意外すぎる表情に凡人女子の心が動いた瞬間

気まずいタイミングで空腹に耐えきれなくなったはるなに、思わぬ救いの手を差し伸べてくれた部長の右京。実は料理上手な一面も垣間見え、はるなは毛嫌いしていた右京の人間らしさに気づきます。仮眠のためにいろいろと配慮してくれたことにもホッとして、「部長ってそこまで理解不能な人じゃないかも…」と少し気持ちが緩んだのでした。

 

思い込みだけで人を決めつけると、大事な部分を見逃してしまうこともありますよね。はるなには、何か見えてきたものがあるようです…。

 

作/anten-sora