父親と末の妹を亡くした悲しみに暮れる暇もなく、終戦を迎えた鈴たち。鈴の兄・武は一家で洋品店を開くことを思い立ち、大繁盛させます。一方、鈴と同窓だった八重は、戦争によって境遇が一変。葛藤する気持ちを乗り越え、ついに「鈴の店で針子として働く」決意をします。

 

作者の芸子さんは、元美容部員。女性が多く活躍している職場でしたが、育休中に子どもを預ける保育園を見つけることができず、職場復帰を断念した経験があります。育児中心の生活の中、「自分が本当にやりたいこと」を自問し動き出す過程を描いた漫画「社会復帰、どーすんの?!」は、SNS上で共感の嵐となりました。芸子さんが一歩踏み出すきっかけとなったのが、「ワーキングマザー」として生きた実の祖母・鈴の生き方。

 

芸子さんが描く鈴の物語は、私たちに「やりたいことを諦めない勇気」を届けてくれます。

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「あんたみたいな人が成功する」遠慮のない同僚が認めてくれた才能

「変なプライドが無い、腕のいい馬鹿だから成功するかも」賢い八重にそう言われてまんざらでもない鈴。遠慮ない本音をぶつけながらの作業は楽しいもの。繁盛する洋品店の仕事に明け暮れるうち、4年の月日が流れていました。


作/芸子