ユニークな料理動画でSNSを席巻中の異次元料理人・経塚翼さんが投稿したレシピ「やみつき必須。なすのうまいうまい漬け」が話題になっています。

万能だれに漬け込んだ「やみつき」レベルのなす料理

実はもともとなすが苦手だったという経塚さん。定食屋でなすのおいしさを知り、料理を始めてからはさらになすが好きになったそう。そしてついに「やみつき」レベルまで昇華させたというのが今回のレシピ。YouTubeで見たレシピをヒントに、自己流で簡単にアレンジした作り方は、焼いて漬けこむだけと、とってもシンプル。

 

まず、なす2〜3本を縦3mmほどの薄切りにします。にら1/2束はみじん切りに。コチュジャン・酢各大さじ1、めんつゆ(3倍濃縮)・オイスターソース・砂糖各大さじ1/2を混ぜ、切ったにらをよく合わせておきます。フライパンにごま油大さじ2を熱し、なすを両面、焼き色が着くまで焼いたら保存容器に入れ、混ぜ合わせた調味料に漬けます。半日以上、冷蔵室で保存し、味が染み込んだら完成です。

 

「なすは薄さが肝心なので、輪切りでも構いません。あとは漬けるときに全体にたれがゆき届くような、平らな容器を使うのがポイント。冷蔵室に入れた後も様子を見ながら、上のほうが漬かってなければ途中で混ぜて上下を返してみてください。たれをつくる際、ごま油を熱してにらにかけると香ばしさが増して美味しいですよ」

 

今回登場した「にらだれ」が万能で、あらゆる野菜とも相性がいいうえ、焼いた鶏肉、うずらのゆで卵などを漬けこんでも美味しいのだそう。

 

フォロワーからは「とっても美味しくて子どもも私もお気に入りになりました。これからリピします」「絶対おいしいやつですね」「今日やりました!! やばいです」と、絶賛の声が寄せられました。保存の目安は冷蔵で3日ほどですが、状態にもよるので、早めに食べきりましょう。

ファンは動画の演出にも興味津々

「料理も毎回楽しみなんですが、この独特なトークがまた楽しいんですよね」と、フォロワーから人気なのが経塚さんの動画の世界観。失敗した様子も公開したり、砂糖を「佐藤」お酢を「雄」と間違えたまま投稿したりするのもファンの間では周知のよう。「やみつき必須。なすのうまいうまい漬け」の動画もところどころにツッコミポイントがありました。

 

「毎日動画を投稿しているので、そのままアップしてしまうことがあり、一度それを見た人たちからは修正するとかえって指摘されることがあって、間違ったまま表記するのが定番になってしまいました。料理を楽しんでもらえたらそれに越したことはありません(笑)」

 

料理経験ゼロから毎日料理動画を投稿することで料理の腕も上がったという経塚さん。

 

「自分がそうだったように、難しい料理に抵抗がある人が自分の動画を見て料理を始めるきっかけになってくれると嬉しいですね」

 

思わず作りたくなる沼レシピ、皆さんもぜひ挑戦してみてください。

 

【「やみつき必須。なすのうまいうまい漬け」の作り方】
【「やみつき必須。なすのうまいうまい漬け」の作り方】
【作り方1】なすを薄切りにする
【作り方1】なすを薄切りにする
【作り方2】ニラを細かくカット
【作り方2】ニラを細かくカット
【作り方3】にらとごま油大さじ2を混ぜる
【作り方3】にらとごま油大さじ2を混ぜる
【作り方4】酢大さじ1を投入
【作り方4】酢大さじ1を投入
【作り方5】めんつゆ(3倍濃縮)大さじ1/2を投入
【作り方5】めんつゆ(3倍濃縮)大さじ1/2を投入
【作り方6】オイスターソース大さじ1/2を投入
【作り方6】オイスターソース大さじ1/2を投入
【作り方7】コチュジャン大さじ1を投入
【作り方7】コチュジャン大さじ1を投入
【作り方8】砂糖大さじ1/2を入れたらよく混ぜる。これでたれは完成
【作り方8】砂糖大さじ1/2を入れたらよく混ぜる。これでたれは完成
【作り方9】熱したフライパンにごま油大さじ2を引き、なすを両面焼き色がつくまで焼く
【作り方9】熱したフライパンにごま油大さじ2を引き、なすを両面焼き色がつくまで焼く
【作り方10】なすにたれをかけて半日以上つけたら完成
【作り方10】なすにたれをかけて半日以上つけたら完成

 

PROFILE 経塚 翼さん

異次元料理人。誰でも作れる「沼レシピ」をSNSで発信中。著書に、完全リモートワークの会社員男子が座りっぱなしでやせたという自身の経験をもとにレシピを紹介した『経塚翼のうますぎッ!太らないごはん』など。

取材・文/加藤文惠 画像提供/経塚 翼