娘想いの母親をもつ心優しい主人公。いっけん、その親子関係は穏やかなようにも見えますが、互いが相手を思いやっているからこそ向き合えないこともしばしば。
「毒親」「自立」「恋愛」など、今の時代を取り巻く題材をテーマにした、福々ちえさんの作品『息苦しいほど優しいママと逃げたい娘のお話』が反響を呼んでいます。
【第59話】「初めてで上手くいくほうが珍しい」会社の先輩が語る「恋愛に天才は不在」
失恋をした後輩を元気にさせたのは、励ましの言葉より素直な感想だったようだ。
「初めて付き合った人と上手くいこうとする方がおこがましいんじゃない?」
失恋も、「見る目が養われた」と考えたらつらいばかりだったとはならない。
とりあえずもっと誰かと付き合ってみたらいいのではと自分なりの表現で伝えると、意外に元気になってくれることもあるようです。
作/福々ちえ