娘想いの母親をもつ心優しい主人公。その親子関係はいっけん穏やかなようにも見えますが、互いが相手を思いやっているからこそ向き合えないこともしばしば。「毒親」「自立」「恋愛」をテーマとした、福々ちえさんの贈る『息苦しいほど優しいママと逃げたい娘のお話』。

 

みなさんにとって、わが子の成長は嬉しいものですか?それとも自分の手から離れゆく切なさのほうがおおきいものですか?もし後者だったとき、子どもの自立をどう受け止めていくか、母親目線から考えてみてください。

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【第36話】娘が選んだ彼だけど「どこか信じられない」

娘が連れてきた彼氏。娘いわく“優しい人”だと話すけれど、主人がいないことを知ってあからさまに態度を崩しだした。人によって態度を変える姿に衝撃を受けながらも、娘が話していた優しい彼のエピソード「祖母の介護をしていて留年した」話を詳しく聞こうとする。疑わしいと思っていたこの話、さりげなく聞いてみるも…さらっと流される。

 

介護をしていたのなら、きっとそのときの苦労をいろいろ話してくれると思っていたのに…娘には悪いけれどこの彼、嘘をついているのでは!?

 

作/福々ちえ