超がつくほどのマイペースな愛田家の長男。本当にマイペースなだけ?それは2歳、3歳と歳を追うごとに不安が疑問へと変わっていき…。
グレーゾーンの息子くんを育てる日々は初めてのことだらけで、戸惑いの連続。同じ境遇をもつ家族の励みになるよう、作者自身のリアルな体験を漫画に綴ります。
ずっとわが子の発達に不安を抱えてきた愛田さんは、夫や現役保育士の実母にも相談しますが「考えすぎだ」と一蹴され、すっかり落ち込んでいました。
幼稚園の参観日をきっかけに「息子くんは他の子とちょっと違うかも」と夫が認めてくれたことで自分が無理をしすぎていたことに気づき、周囲の人との連携の大切さをあらためて思い知るのでした。
そして息子くんは4歳になり、年中に進級。担任の先生とのやりとりに後押しされ、「育児相談に行こうと思う」と夫に伝えたところ、初めて受け入れてもらえてホッとした愛田さんは──。
第46話「息子のことをちゃんと知りたい」衝動に駆られた母が向かった先
「息子くんは自閉スペクトラム症かも…?」そんな思いから症状について調べていくうちに、いてもたってもいられなくなり、予約なしで市の発達支援センターに駆け込んだ愛田さん。「息子のことをもっと知りたい!」という必死な思いが行動に表れたのでした。
作/愛田ぱん