「制服を必要とする親子のための店」であるために
── ママたちに必要とされるサービスでしたが、当初は予想外の来店客に苦労されたとか。
馬場さん:起業当初は、ママたちから「こんなお店が欲しかったの」と言っていただいたのですが、しばらくすると、「趣味で購入する人がいるんじゃないか」といった声をいただくようになって。
実際、他県から来て、あえて状態の悪い制服を何十着と買おうとした男性客もいましたね。不審に思って購入目的を尋ねると、鑑賞目的と言われたので、「ここは子どもの通う学校の制服を必要とするご家庭へ販売するお店です」と、販売をお断りしたこともあります。
── そのような来店者への対策はどうされていますか?
馬場さん:今は、学生証など、購入時にその学校や幼稚園に通っている、もしくは通う予定であることが分かる証明がなければ販売しません。