「また民生として“絶メシ”の旅ができて嬉しかった」と話す濱津隆之さん。初の主演ドラマ『絶メシロード』(テレビ東京)が人気シリーズとなり、3月2日の前編に続き、9日深夜0時30分からはスペシャル『絶メシロード 出張編』後編が放映。須田民生役への愛着や作品の見どころ、今後“絶メシ”を求めて行ってみたい街など、お話を聞きました(全3回中の1回)。
主演オファーに「ただただびっくり」
── 2020年1月にスタートしたドラマ25『絶メシロード』は、サラリーマンの民生が週末にひとり、一泊二日で行く「小さな大冒険」。車中泊をして訪れる、「絶滅してしまうかもしれない、絶品メシ」を探す旅が人気です。地上波連続ドラマ初主演のオファーを受けたときは、どんな気持ちでしたか?
濱津さん:最初はもう、びっくりしましたね。本当にびっくりしました。
主演をやるようなタイプじゃないと自分では思っていたので…。そういうポジションにいる役者じゃないのに、まさか「主演で」って…。もうただただ、びっくりしましたよね(笑)。
── ものすごく、驚いたことが伝わります(笑)。人気シリーズになり、2021年には『絶メシロード 2021年元日スペシャル』、2022年8月からの『絶メシロードSeason2』に続き、今回の『出張編』が4作目となります。
濱津さん:今回の『出張編』のお話をいただいたのは、『Season2』の撮影が終わってからあまり時間が経っていないタイミング。こんなにすぐ、また民生として現場に出て「“絶メシ”の旅に行けるんだ!」と。しかも今回は出張ということで、初めて海を越えて九州・佐賀の地へ行けるというのも、嬉しさがありました。
この作品のルールというか、民生の「絶メシ旅」には縛りがいろいろあります。「週末、金曜の夜から土曜の夕方までの一泊二日」「誰も誘わない」「誰も巻き込まない」「予算はおこづかいの範囲内」となると、なかなか遠くへは行けませんから。