東京大学を卒業した鈴木柚里絵さん。現在、本業は声優、ライフワークは忍者、趣味はコスプレと語ります。東京大学を卒業するまで8年かかり、多忙な時期は睡眠は2日で5時間だったそうですが、どんな時間を過ごして来たのでしょうか。

睡眠は2日で5時間

コスプレ写真の1枚

── 東大卒業後、声優、忍者として活動している鈴木さんですが、東大を卒業するまでに8年かかったと聞いています。

 

鈴木さん:私は、もともと好奇心が強いのですが、東大に入学してからさらに世界が広がって、やりたいことがいっぱい出てきてしまったんです。あれもこれもと夢中になってやっているうちに、授業の出席日数がたりず、進級に必要な単位が取れない。結果、卒業するまでに8年かかってしまいました。

 

── 学生時代はどんな活動をしていたのでしょうか?

 

鈴木さん:ダンス部をはじめ、10個以上のサークルに所属。部活も全国大会優勝のために、毎日全力で取り組んでいました。ちょうど、マスメディアで東大ブームがあった時期です。テレビにときどき出たことで、そこから新しい誘いもあり、次から次へおもしろそうなことに飛びついてましたね。

 

また、サークル以外にも学生時代に起業したんですよ。3つ会社を起こしてスタッフも雇っていて。20代前半のころは、収入も今の3倍以上はあったんじゃないかな。正直、本当に大変でした!

 

── どんなことで起業されたんですか?

 

鈴木さん:友達がECサイトをやっていて、おもしろそうだったので私も会社を立ち上げたんです。さらに、シンガポールのロボット英語塾を日本に輸入するイントレプレナーや、コスプレの衣装をレンタルする会社も起業しました。ゼロから1をつくるのが得意だったこともあり、起業は私にぴったりだなと。

 

ただ、当時はあまりに多忙だったので、睡眠時間は2日で5時間くらい。「主食はカフェインとエナジードリンク!」といった生活でした。