娘想いの母親をもつ心優しい主人公。一見その親子関係は穏やかなようにも見えますが、互いが相手を思いやっているからこそ向き合えないこともしばしば。「毒親」「自立」「恋愛」をテーマとした、福々ちえさんの贈る『息苦しいほどやさしいママと逃げたい娘のお話』。悩みつつも前進していこうとする主人公、その先にあるのは…?

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【第13話】「嫌だって思ってもいいんだ」完璧な母に感じる「息苦しさ」

母を手助けしている立場だったのに「私的には悪くない母」と言える先輩、かたや母に至れり尽くせりなのに息苦しさを感じる主人公。自分の情けなさを痛感していると、「そういう事もあるでしょ」とひと言。

 

自分へのフォローというわけでもなくナチュラルに返してくれたその言葉に、救われる主人公なのでした。


作/福々ちえ