気合を入れ直した1本目

── 何があったのでしょうか?

 

山﨑さん:ハードスケジュールが続いたこともあって、信頼できるディレクターさんに仕事が大変だと思わず愚痴をこぼしたのです。

 

その際、ディレクターさんに「忙しい、疲れたといいたくなる気持ちはわかる。ときには愚痴をこぼすことも必要だ。でも、それを毎回口にしていたら、やる気が下がりいい仕事はできなくなる」と言われました。

 

確かに忙しかったのは事実ですが、余裕がなくて周りに感謝する気持ちが欠けていたのでしょうか。その言葉を聞いて、ガツンと頭を殴られた気がしました。

 

愚痴を言っている暇があったら、次の番組の準備に全力をかけよう。番組をもっと楽しく盛り上げるためには何が必要なんだろうと、いろいろ考えました。

 

── それもあって、三代目J Soul Brothersさんのオープニングの際に、かなり振りきった感じの登場の仕方になったのでしょうか。

 

山﨑さん:これまでの自分の甘さを反省し、気合を入れ直した1本目の取材だったんです。放送後も結構反響をいただいて、それ以降、三代目J Soul Brothersさんの取材を担当させてもらえるようになりました。

 

── 学生時代から山﨑アナを知る方たちは、山﨑アナの活躍を見てどんな反応がありますか?

 

山﨑さん:昔からの友達は、バラエティー番組で笑いに振りきっている私の姿を見て「昔からそんなキャラだったっけ?そこまでやってった?」といいながらも、「体当たりでがんばっているね」と応援してくれてます。

 

ただ、後輩に申し訳ないなと思っていることがあります。

 

── 何でしょう?

 

山﨑さん:『めざましテレビ』のお花を紹介するコーナーで、スタッフが私のことをおもしろがってくれて、いつもオモシロネタを披露することになっていました。私が卒業したあとには後輩が引き継いで自然とネタをやることになってしまって、それは申し訳なかったなと思っています(笑)。

 

PROFILE 山﨑夕貴さん

岡山県倉敷市出身。2010年フジテレビ入社。『情報プレゼンターとくダネ!』『ポップUP!』などでメインキャスターを担当。2月5日から毎週日曜10時からの『Mr.サンデー』でメインキャスターを務める

 

取材・文/間野由利子 撮影/井野敦晴