「寝室に向かうと娘たちはベッドで飛び跳ね、踊り、変ななぞなぞを出すわ、マジックまで始まって」と話すのは、俳優や脚本家として活躍するアラフィフパパの池田鉄洋さん。ドタバタ育児なのに、なんだか楽しそうな様子が伝わってきます。
若いころの自分に言いたい「不摂生より筋力つけろ!」
── アラフィフパパとして2人の子育てに奮闘し、健康を気づかう日々をおくる池田さんですが、43歳で結婚するまでは、いまとは真逆の生活だったそうですね。
池田さん:そうですね。独身時代は、かなり不摂生な生活をおくっていました。好きなものを好きに食べ、フラフラと夜通し飲み歩いて酔いつぶれたり。お酒の量も多かったです。
でも、40代に突入して男性ホルモンのバランスが崩れる時期にさしかかると、体調がガタガタと悪くなり、お酒もめっきり弱くなってしまって…。
「もうこんな自堕落な生活はしていられないぞ」と思っていたころに、妻と出会い、結婚に至りました。
いまは子どもたちに体力を奪われて毎日ヘトヘトですが、「あのときのツケが回ってきたんだな」と思っています。
体にもっと気を配って、節制した生活をしておけばよかった。当時の自分に言葉をかけるとしたら、「おい、もっと足腰の筋力つけておけ!将来苦労するぞ」と言いたいですね(笑)。
── 役者さんは、つきあいでお酒を飲む機会も多いイメージがあります。
池田さん:いまはコロナ禍なので、舞台稽古や撮影帰りに飲みに行く機会もあまりないですし、誘われたとしても行かなくなりましたね。
それよりも早く帰って娘たちと過ごしたいし、妻とバトンタッチして育児の負担を減らしたい気持ちのほうが大きいです。
といっても、お風呂に入れたり、遊ばせたり、寝かしつけをするだけなので、妻からすればサポート程度にしかなっていないかもしれませんが…。
ただ、うちの子どもたちはなかなか寝てくれず、毎回寝かしつけるのに苦戦しています。いつも21時くらいには寝室に入りますが、寝かしつけが終わるのが23時ころに。