恵まれた出会いに感謝し努力を
── 夢だった仕事が実現できた理由についてはどう捉えていますか?
新保さん:出会いに恵まれたと思っています。この仕事に辿り着くまでにたくさんの方に出会い、支えられてきたと思っています。
私の目標を一緒に見つけてくれたマネージャーさん、猛反対していたのに事務所入りの背中を押してくれた両親、事務所の方に声をかけられるきっかけになったミスコンに推薦してくれた大学の職員の方。
たくさんの人に自分の人生をつくってもらっているなって思います。
── 縁やタイミングはすごく大事というお話もありましたが…。
新保さん:すごく大事だと思います。私はこれまで自分が悩むタイミングで新たな選択肢が舞い込んでくるタイプなのかなと感じています。
「待っていれば何か来る」とまでポジティブには考えていないのですが、降ってくるかなって思うことは正直あります(笑)。
芸能界入りの話があったときにも、このタイミングで来たということは、何か意味があるのかなと考えていました。受身なタイプではないけれど、ここまですごくいいタイミングでいい機会に巡り会ってきたので、私は人や環境に恵まれていると感じています。
── 恵まれた環境を活かして頑張っている、という印象はあります。
新保さん:目の前のことはちゃんとやろうと思っています。芸能界入りは、降ってきたような入り方だったので、自分には来たものをしっかりやって積み重ねていくことが合っていると思っています。
その過程でやりたいことも出てくるし、興味がわいた道もあるので。うまくいかないこともあったけれど、それは自分の実力の問題。
仕事も人も出会いに関しては本当に感謝の気持ちでいっぱいです。「感謝の気持ちを忘れないこと」は両親の教えなので。
── ご両親の言葉はしっかり守っているのですね。
新保さん:小さい頃から勉強はできなくてもいいから、人に感謝する気持ちは絶対に忘れてはいけない、と言われ続けてきました。
常に「みなさん、ありがとうございます」という気持ちでいるので、私の人生は例えて言うなら「ありがとうございます」の人生かもしれません(笑)。特に今回のお仕事はやっていて本当に幸せでした。