近年のレトロブームで、人気が再燃している固めプリン。家庭用調理器具を使ったプロ技スイーツレシピをSNSなどで発信している、パティスリー＆カフェ デリーモのシェフショコラティエ/パティシエ 江口和明さんがSNSに投稿した「喫茶店にあるような固め食感のプリンの作り方」が話題に。「子どもでもできるくらい簡単」という噂のレシピについて詳しくお聞きしました。

押さえておくべきポイントは3つ

固めのプリンは、キャラメルとプリン液を作る２つの工程があります。どちらも基本的には混ぜるだけ。ただ、それぞれ押さえるべき大切なポイントがある、と江口さん。

 

「キャラメルは、溶かしたグラニュー糖に水を加えて、キャラメル化の進行を遅らせながら煮詰めること。

 

プリン液のほうは、ひと手間ですが、プリン液をちゃんと裏ごしすることと、プリン液が温かいうちに型に流し入れてオーブンで蒸し焼きにすること。

 

この3点を押さえれば、確実になめらかでおいしいプリンができます」

 

用意するものは、キャラメルは、グラニュー糖50g、水45g。

 

プリン液は、牛乳300g、グラニュー糖100g、全卵（M～Lサイズ）6個、バニラビーンズ1/2本です。バニラビーンズの代わりにバニラエッセンスでも代用できますし、なければ使わなくてもいいそうです！