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パートナーが基本的に「いい人」であることは重要だと多くの女性たちは考えています。ただ、その「いい人」が「調子のいい人」だと、妻に負担がかかってきがち。ただでさえ忙しいのに、夫の「調子のよさ」のために、翻弄されたくはありませんよね。

「私、妊娠中なのに…」義妹が家に転がり込んできて

サクラさん(37歳、仮名=以下同)は、夫の人の良さからくる安請け合いに、いままで何度も困惑したといいます。

 

「31歳で結婚してすぐ妊娠したんです。その後、夫は『妹が逃げてくるからかくまってやらなくちゃ』と言い出した。義妹夫婦が大ゲンカしたから、しばらく妹を家に置いてやりたいというわけです」

 

当時、サクラさんはつわりがひどく、職場ではなんとかのりきっていたけれど、帰宅すると横になることが多くなっていました。

 

「そんな状態だから、義妹が来ても嫌な思いをさせてしまうと心配したのですが、夫はかえって手伝ってもらえるからいい、と強引に…。義妹は新婚間もないころで、1週間しないうちに帰るだろうと思っていたんです」

 

ところが専業主婦の義妹はどこかに出かけることもなく、ひたすらサクラさんの家で朝からごろごろテレビを観ているだけ。

 

家事を手伝うどころか、洗濯ものも当然のように置いている始末。

 

「仕事から帰宅すると義妹が『お腹がすいた』と。さすがにこれにはムッとして、自分で作れるでしょ、あなただって主婦なんだからと言うと、ぽろぽろ泣くんです。

 

『私はどこにも居場所がない』と。夫に言うと『いまは傷ついているんだよ。夫婦が修復できるまでかばってやってほしい』って。こっちこそかばってほしいわと思っていました」

 

妊娠中になぜ居候を受け入れなければいけないのか。サクラさんが夫にそう言うと「あいつはきみと違ってガラスの心なんだ」としみじみ言いました。

 

「3か月も何もせずに居候したあげく、義弟と夫婦関係が修復すると、お礼もろくに言わずに去っていきました。

 

うちはこれだけ損をして、私はこれほど大変だったと夫に告げたけど、よくわかってなかったみたい。ただ妹が元のさやに収まったのが嬉しかったようですね」

 

妹のために妻に負担をかけるのはどこかおかしいですよね。