久しぶりに会った祖母は、ド派手なピンク髪になっていました──。地方への転勤を機に、祖母の家の近くで暮らすことになったヤマダサトミ(30歳)。個性的なおばあちゃんたちと話していたら、なんだか毎日がいつもよりも色づいて見えて…。年齢を重ねることが、愛おしくなるストーリーをお届けします。

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「す、すみませんジロジロと…」バスを待つおばあちゃんが鬼のはんてんを着ている

背中に「鬼」が描かれたはんてんを着て、バスを待つおばあちゃん。自分たち世代向けの服にはカッコイイデザインのものがないから「自作!」というおばあちゃんのスタイルに、サトミは感激します。バスに揺られながら、さまざまな鬼デザインに思いを巡らせるのでした。


作/ブンツー 編集/夏野久万