女子なのに強すぎる自分を変えたい宮森(みやもり)さんと、男子なのになぜか皆に守られてしまう自分を変えたい日下(くさか)さん。そんな二人の距離は、いつまで経っても縮まらない…!
本音が言えない男女の前途多難な恋模様を、漫画家・上機しほさんが描きます。
いつも人に守られてばかりで自分の不甲斐なさを払拭したい日下さんは、宮森さんをジムに誘い、あれこれ質問攻めに。その帰り道、日下さんの何気ないひと言で宮森さんは今までの努力を否定されたように感じ、思わず涙してしまいます。
その直後、日下さんは「僕は宮森さんを守りたい」と言い残して、その場を去ってしまい──。
第12話「嘘じゃなかった…!」彼の謎の発言に込められた想い
「守りたい」の意味はそのままだったんだ、とようやく気づいた宮森さん。昨日流した切ない涙とは違う、嬉し涙があふれるのでした。
作/上機しほ