松本ぽんかんさん(@m_pon_kan)は、夫と4歳の娘さんとの3人家族。ある日、娘さんは夫に「トイレに行く」と嘘をつき、家からいなくなってしまいました。その後、見つかりことなきを得ましたが、この体験を漫画にしたSNSの投稿は、いいね数3.4万の大反響。「無事でよかった」「他人事ではない」という子育て世代のみならず、「娘さんの気持ちがわかる」という声も相次ぎました。
トイレに行ったはずの娘がどこにもいない!
その日、ぽんかんさんは保育園の保護者会へ向かうため、夫と娘さんを家に残してひとり出かけたそう。
そしてぽんかんさんが保護者会に参加していると、夫からスマホに連絡が入ります。どうしたんだろうと何げなくLINEのメッセージを読むと、なんと玄関のカギが開いており、娘さんの姿が見当たらないというではありませんか!
一瞬頭が真っ白になるぽんかんさん。慌てて夫に電話をかけますが、その直後、目の前に娘さんが現れました。
「!?!?!?」
パジャマ姿のまま保育士さんに抱かれる娘さん。状況がよくわからないものの、何はともあれ娘さんの元気な姿にほっと胸をなでおろしたのでした。
状況を整理すると、ママが恋しくなってしまった娘さんが、パパにトイレに行くと嘘をついてリビングを離れ、こっそりと家を出て、ひとりで保育園まで来てしまったとのこと。
玄関にカギはかかっていましたが、踏み台にのって手の届かない位置にある玄関のカギを開けた様子。
娘さんはこれまで一度もひとりで出かけたことがなく、玄関のカギは娘さんの手の届かない位置にあったので、ご両親もまさかひとりで家を飛び出してしまうとは夢にも思わなかったそうです。
「私は娘がいなくなってから発見するまでが一瞬だったので、不安を感じる時間がそれほどなかったのですが、夫は相当ショックでパニックになったと言っていました。
今でも娘の姿が少しでも見えなくなると、心臓がギュッとなるそうで、常にどこにいるか確認したりしています」
娘を発見したのは保育士さんの機転
娘さんを発見したのは保育士さんの機転でした。
「娘を発見してくれた保育士さんによると、インターフォンが鳴って応答したのに何の反応もなかったそうなんです。
でも、わざわざ門まで確認しに行ってくださって。そこで、入り口の門の下から手を伸ばす娘に気づいたそう…。わざわざ門まで確認しに行ってくださった先生には、本当に頭が上がりません」
パジャマ姿で突如保育園に現れた娘さんに、先生方もそれはもうビックリ!しかし、一方で「あの子ならやりかねない」と妙に納得する部分もあったそうです。
「娘は普段から人一倍好奇心旺盛で、何でも自分ひとりでやりたがる性格。先生方もそれがよくわかっているので、うちの娘なら…と思ったのだと思います」