ポケットにティッシュやレシートを入れたまま洗濯して、嬉しくない紙吹雪を作ってしまったことはありませんか?オムツを洗濯してしまい、キレイにしたかったはずの洗濯物や洗濯機の中が吸水ポリマーだらけになったことは?そんな悲しみをイラストで描く「#洗濯点取占い」がSNSに投稿され、共感を呼びました。

 

おむつを洗ってしまった日はダメージ大。この日の点数は1点でした

昔、駄菓子屋で見かけた「点取占い」をオマージュ

洗濯でよくあるトラブルをイラストにして笑いに昇華したのは、いそめしちかこ(@iso_meshi)さん。「洗濯点取占い」は駄菓子屋さんで売っている、おもちゃの「点取占い」をオマージュした作品です。

 

「点取占い」とは、おみくじのように折りたたまれた紙に、シュールな文章とイラスト、そして点数が書かれた紙のおもちゃのこと。現在は生産終了となってしまったようですが、コレクターがいるほどの、駄菓子屋の人気商品でした。

 

そんな「点取占い」のフォーマットにのっとって描かれた「洗濯点取占い」は、予期せぬ洗濯トラブルを発見した瞬間の、時が止まるような心境を表現するのにぴったりです。

いそめしさんを襲った被害が大きいトラブルは?

占いといっても、本家「点取占い」も、いそめしちかこさんの「洗濯点取占い」も、書かれているのはシュールなイラストと点数だけ。特に運勢がわかるわけではありません。ただ、点数が書いてあるので、点数が高ければ高いほどラッキー…かも?

 

「本家の駄菓子屋さんの点取占いがどうなのかはわからないんですが、私は、どうでも良いことは点数を高く、絶望度が高いものは点数を低くしました。『点数高いほうが吉で、点数が低いほうが凶』なのかなと思ったので…でも適当です」

 

といそめしさん。

 

「私が経験したなかで、いちばん被害が大きかったのは、洗濯機のエラーが起きたのでバルブ回したら水が大量に出てきたやつでした」

 

このエピソードを描いた「水が溢れて止まらない」は、たったの1点。たしかに、これは大凶かも。