子どもからの手紙は親にとってこのうえなく嬉しいものですよね。ただ今回、「息子から運動会の招待状をもらった」とツイートした北澤 a.k.a 猫次郎(@nekojirow)さんの投稿写真には、想像を斜め上をいく文章が。9歳の息子さんの気持ちが溢れ出たこの投稿には34.5万いいねがつき、多くの人を魅了しました。

書いている息子のテンションが伝わってくる!

「あ、どうも!!」

 

およそ招待状とは思えない書き出しに心をグッと掴まれれば、もう、あなたはこの招待状の虜です。

 

「土曜日はだらだらしたいですよね!」と大人の心を見透かすような一文があったかと思えば、「だけど!そんなヒマはありません!」と、何かがあることを示唆することで、否応なくこちらのテンションをグングン高めていきます。

 

それから、運動会があること、自分の見せ場は「千手観音」であることを伝えると、「楽しみですか?うん。うんうん。良かったです。」と終始、息子さんのペースで文章は進みます。

 

そして最後には「KITENE!」「きれきれのだんしんぐ、お楽しみください!」と結ばれています。

 

小学校3年生の男の子の運動会を心待ちにしていることが文章全体から溢れ出ているこの招待状。これを読んだ人からは「これは大物になる予感がプンプンしますね…!」「才能爆発」「エンターテイナー」などのコメントが殺到。

 

文章はもちろん、ひらがな・カタカナ・漢字・ローマ字の独特な使い分けもまた、読む人を魅了した一因となったようです。

息子の招待状を音読してひと言「これ招待状なの?」

息子から招待状を受け取った、北澤 a.k.a 猫次郎さんにそのときの状況を伺いました。

 

「渡されたのは仕事から帰ってきたときで、息子は夕食中でした。

 

いつもの様子で『これ読んで』と言われたので、渡された招待状を音読することになりましたが、これ招待状なの?と思わず聞き返しました」

 

招待状は学校で書かれたもので、お手本などはなく、生徒がそれぞれ自由に書いていたそうです。

 

最後に、息子さんが見所だとアピールした「千手観音」について聞いてみると、

 

「観覧している位置が横からだったのでちゃんと見られませんでしたが、楽しそうに踊ってました。家に帰ってからも踊って見せてくれました」

 

とのことでした。