大人の色気、出ていないのかも…(笑)

── 演じられている東上宗介は、寡黙だが情熱を秘めた救命救急医役です。これまでの明るいムードメーカーといった役柄と違い、笑顔を封印したキャラクターのようですね。

 

中尾さん:
陽気な役のイメージが強いかもしれませんが、意外と笑わないキャラクターも演じているので、自分のなかでは“普段から演じている役柄”という感覚です。

 

ただ、監督から「できるだけ笑顔は見せたくないんだよね」とお話があって、確かに「笑わない」をテーマに置いて演じることはなかったかもしれません。

 

ムードメーカーの高橋涼介役だった『監察医 朝顔』と同じスタッフの方が多く、そういう見知った人たちの前で、なんだかシリアスに寡黙な感じで演じている…というのは、ちょっと恥ずかしい気持ちになりますね(笑)。

 

中尾明慶さん
よく知るスタッフが見ている前で寡黙なキャラを演じるのは「ちょっと恥ずかしい」とか

──『監察医 朝顔』と同じスタッフ陣ということで、金城綾香プロデューサーが今回の中尾さんの役について「中尾さんの“大人の男のカッコよさ”が伝わると良いなと思っております」とコメントしていました。

 

中尾さん:
どうなんですかね?(笑)その後、金城さんからは特に言われないので。

 

大人の男のカッコよさとか、色気とかが出ているのか、出ていないのか…。もしかしたら、出ていない可能性がありますね(笑)。

 

中尾明慶さん
インタビュー中もしっかり「大人の男のカッコよさ」出ていました!