いつか子どもを故郷の海水浴場に連れていって、「じゃんぼ餅」を食べながらママの昔話をしてあげたい、と話すはしのえみさん。16歳で鹿児島から上京して32年。今でも幼なじみとは連絡を取りあい、定期的に帰省する彼女の郷土への思いを聞きました。
地元に帰って鹿児島弁でしゃべると落ち着く
── 鹿児島出身のはしのさん。テレビの出演番組でも、地元のことを紹介されるなど、郷土愛が強いイメージがあります。
はしのさん:16歳で鹿児島を出て上京して32年が経ちましたが、今でも幼なじみとよく連絡を取りあっています。
独身時代は、1日でも休みがとれると鹿児島に帰って、翌日東京にとんぼ返りをしていたことも。もちろん、いまでも定期的に帰省しています。
やっぱり地元の人たちと鹿児島弁でしゃべると落ち着きますし、友だちと他愛もない懐かしい昔話に花を咲かせるのも楽しい時間。
美味しいものもたくさんあるし、人柄も皆おおらかで温かい。自然にも恵まれていて、町の銭湯はだいたい天然温泉なんですよ。
離れてみて、“すごくいいところなんだな”と感じるようになりました。私にとって鹿児島は心が癒やされ、リフレッシュできる場所なんです。