「当時は当たり前だと…」究極の朝型生活

──「めざましテレビ」も「とくダネ!」も朝の番組ですが、当時どのような生活を送っていたのですか。

 

中野さん:
夜9時に寝て、朝2時に起きていました。今思うと、よく何年も続けていたと思います(笑)。

 

「めざましテレビ」のときは、朝は2時半〜3時頃に出社していました。朝刊が届く少し前に行って、朝刊が入ったらスタッフと一緒にチェックします。入社1年目からずっとその生活でしたし、番組が一緒の方は同じ生活をしていたのでそれが普通だと思っていたんです。でもやはり体は疲れていて、仕事が終わったあとは爆睡していました。

 

クリスマスシーズンに大きなツリーの前でサンタクロースと。現在は2人のお子さんの母親となった中野さん

── 当時はコロナ禍でもないですし、プライベートの予定も入れにくい生活だったかと思います。

 

中野さん:
友達に会いたいというのはありましたけど、それより早く寝たいというのが最優先でした。大学の友人にも入社から最初の3〜4年は会っていなくて、その後は結婚式や忘年会で年に1回会えたらいいくらいでした。

 

でもその分、高島彩さんや皆藤愛子さん、高樹千佳子さんなど、番組を一緒にしていた方とはすごく仲良くなって、家族のように過ごしていました。フジテレビのアナウンサーはなんでも相談できる先輩がたくさんいましたし、何かあったらすぐ教えてもらえて、とても雰囲気もいいんです。環境に助けられたからこそ、あの生活を続けてこられたのだと思っています。

 

PROFILE 中野美奈子さん

1979年香川県生まれ。慶應義塾大学卒業後、フジテレビジョン入社。2012年に退社後、フリーとなる。2013年より丸亀市文化観光大使。シンガポール、広島県で暮らし、2021年より故郷の香川県在住。プライベートでは1男1女の母。

取材・文/内橋明日香 写真提供/中野美奈子