8年間の妊活を中断し、心機一転パートに出るもコロナ禍で派遣切りに。そんな2年前の体験から奮起したねこくらりえさんは、現在ダイエット系インスタグラマーとして11.5万人のフォロワーを抱えています。ダイエットだけでなく、生き方や言葉に共感が集まるねこくらさんに、ダイエットを続けるコツ、インスタグラムで発信する思いについて聞きました。

 

ダイエット系インスタグラマーとして活動するねこくらさん

3か月継続すればラクになる

── よく“ダイエットをしても3日坊主になってしまう”という声を聞きます。ねこくらさんは、どんな方法でモチベーションを維持されていたのですか?

 

ねこくらさん:
自分にあったモチベーションキープの方法を見つけることが大事だと思います。

 

私の場合、週1回の「NOダイエットDAY」でメリハリをつけたり、筋肉のある女性に憧れていたので、大好きなジェニファー・ロペスや、アドリアナ・リマの動画を見て、“私もこんな体になりたい!”と刺激を受けていましたね。

 

でも実は、それ以上に意識して取り組んでいたことがあります。

 

── 気になります。いったい何でしょう?

 

ねこくらさん:
それは、「とにかく最初の3か月は継続すること」です。

 

ダイエットを成功させるには、これまでの食生活や環境を改善し、痩せやすい体を作るための新しい習慣を取り入れないといけません。

 

まずは、食事、運動、睡眠について、正しい知識を本やYouTubeなどで学んで自分なりのダイエットルーティンを決め、「何が何でも3か月続けること」を目標にしました。

 

なぜ3か月かというと、習慣化に必要な期間の目安が3か月だといわれているからです。いったん習慣化に成功すれば、そこからはずいぶんラクになります。

 

宅トレするねこくらさん

── いったん習慣化してしまえば、それが当たり前になって、取り掛かるハードルが低くなりますね。

 

ねこくらさん:
そうなんです。続けているうちに、だんだん意識が変わり、選ぶ食べ物や行動も違ってくるんです。

 

私自身、食の嗜好もずいぶん変わり、それによって体のだるさがなくなり、“整い出す”感覚がありました。

 

運動も、1日3分でもいいのでとにかく続けることを重視しました。小さな成功体験が積み上がり、自信につながっていきます。

 

だから「ちょっと面倒くさいなあ」と思う日があっても、「ここでやめたらもったいない」と少しだけでも動く。すると、「続けている私ってえらい!」と嬉しくなって、どんどんハマっていくんです。