前田敦子さんのものまねでブレイクし、プライベートでは2人のお子さんの母親であるお笑い芸人のキンタロー。さん。家事と子育ての両立に奮闘するキンタロー。さんに、お話を伺いました。
葛藤しながらの仕事復帰
── 産後はすぐ仕事に復帰したそうですね。
キンタロー。さん:
この世界はいくらでも休めるけれど、その分お金もゼロでなんの保証もありません。子どものミルク代、オムツ代を稼ぐために産後、比較的すぐのタイミングでテレビに出ていました。
── 小さいお子さんを抱えながらの仕事復帰は大変だったと思います。
キンタロー。さん:
大変でしたけど、でも仕事をいただけることがありがたいと思っていました。産前産後と、働いていないことが心配になってしまって。うちは実家が自営業だったので、母親は働きながらも多くの時間を私たちと一緒に過ごしていました。つきっきりで見てもらってきたから、子どもにもそうしてあげたいというのは山々です。
玉の輿に乗れればよかったのですが、そうもいかないので働くしかない。子どもはすぐに大きくなってしまうので、成長をより近くで見ていきたいという思いもありつつ、葛藤しながらですね。
── 現在、2人のお子さんの母親として育児をされていますが、子育てで心がけていることはありますか。
キンタロー。さん:
私自身が「お姉ちゃんなんだから、我慢しなさい」と言われたのが嫌だった記憶があるので、それは言わないようにしています。“お姉ちゃん”ではなく名前を呼んで、いち個人として尊重したいと思います。
あとは、私は悩みやすい性格なのですが、夫はポジティブ人間なのでそこは似てほしいと思っています。今のところ娘は自己主張も強いので、これからもこの調子でキープしてほしいなと思っています。