「この時間は永遠には続かない」
子どもと遊べる期間の短さに改めて「そうだよなぁ」と納得させられるだけでなく、日頃、子どもの相手をするのが少しめんどうに感じていた人にとっては「自分たちは子どもに遊んでもらっている」という話はかなりハッとさせられたのではないでしょうか。当たり前のようでも自分ではなかなか気づけないことですね。
もりあさんは漫画の中でも子どもに積極的に関わっている印象ですが、そういった思いもあったのでしょうか。
「実は子どもと遊ぶことをめんどくさいとか、ゆううつとか感じたことないんです!むしろもっと遊びたいですし一緒にいたいですね。もちろん大変なことやイライラすることはありますが」
仕事の都合もあり子どもと過ごす時間が多くないというもりあさんは、日頃からかなりお子さんとの時間を大切にしているとのことです。
「それでも遊んであげているという感覚でいたので、この時間は永遠に続かないんだなと実感して。もっといっぱい遊んでもらおう!という気持ちになりました。そう思ったら小さなイライラが減りましたね、なにせ遊んでもらっている側なので(笑)」
まだまだ育児の中で感じたグッとくる話をストックしているというもりあさん。「いつか出せたらなぁと思っています!」とのことなので楽しみですね。
文/村上順子